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囲碁の本因坊戦6局目の初日が打たれました。

 囲碁の話題を書いていきます。 タイトルにも書いたけど、本因坊戦6局目の初日が打たれました。 お昼あとから時々観戦しました。 観戦ツイート群 井山本因坊はどちらかというと、黒番でも白番でも地を稼いでいく進行をよく打たれると思うけど、この対局は右下で大ケイマに締まったあと、白がツケていって、黒が模様を張る展開になりました。 左下の攻防は白が地合いを稼いでいます。午前中の進行について、私は黒がよく見えていました。ただ午後になって白番の芝野王座が右下を動き出しました。 右下の形は難しくて、セキになるという意見もあったけど、コウになりました。このコウは大石が絡んでいるので大きいけど、お互い解消の仕方が難しいと思います。 右下のコウができた後は、手の進行は遅くなりました。ただ確か封じ手の前まで85手目まで進んでいたと思うので、2日制の対局ではよく進んでいる方だと思います。 封じ手の局面の形勢判断はコウが絡んでいるので、私は難しくてよくわからないです。コウ次第だと思いました。 2日目も右下のコウが絡んで、手の進行が遅いかもしれないですね。 明日の進行も楽しみです。 囲碁の話題でした。

囲碁の本因坊戦5局目が昨日終局しました。井山本因坊が白番中押し勝ちしました。

 昨日の話題になるけど、囲碁の本因坊戦の話題を書きます。 5局目の観戦した感想は後でかくことにして、昨日の2日目の進行について、書いていきます。 初日の進行のことは一つ前の記事に書いてあります。 封じ手は、下辺のコスミでした。右下についている白石を攻めにいきました。この後白は左下の方から攻めていったけど、下辺と右辺が分断されて難しくなりました。 下辺の戦いは難しかったようです。手の進行は遅かったです。白は下辺の黒石を取りにいくしかなかったようで、取りきれることになって、大石が取れたことは凄かったけど、黒は取られた石の外側に壁を作って右辺の白石を攻める準備ができました。 右辺が危なくなって、私はツイートで黒が形勢よくなっているというようなツイートしたと思います。右辺の石は全体を助けるのは危ないとツイートしたけど、井山本因坊は白石を全部助けにいきました。 下辺の白石の攻め方として、全部取りにいくのではなく、攻めながらヨセる打ち方もあった気がしたけど、黒番の芝野王座は白石全部取りにいきました。ただこの攻めはコウになったようです。私は右辺の白石が危ないと思って観戦をしばらく休憩していたけど、時間が取れて夕方ごろに観戦したら、コウを争う流れで、コウ材の作り方の流れで、形勢不明になったようです。黒が上辺に動いた石を捨てることができなくなって、形勢が白よしになっていったようです。黒はヨセで頑張っていたけど、コウは白が勝つことになって地合いが足りないまま終局になったようです。 これで星数は勝った井山本因坊から数えて2勝3敗になりました。星数はまだまだ芝野王座が有利です。3局続いて井山本因坊が大石を取られて負けることが続いていて、5局目も右辺の白のしのぎが難しいと思ったので、5局目でタイトル戦が終わってしますつもりで観戦していました。タイトル戦は楽しみなので対局数は多い方が良いと思っているけど、勝ち星の多い対局者は好調を維持していることが多いので、早く終わることも多いです。 井山本因坊の底力がでた対局になったと思います。 まとめ この対局は初日の進行は白が捨て石を使って軽く捌いていく穏やかな進行で、初日の流れは白がよく見えていたけど、地合いは細かいので、良い勝負だと思っていました。 2日目は下辺についてよくわからないけど、白が強い方の石から動いたことについては、評価が割れる感じだと思

今日は囲碁の本因坊戦5局目の初日でした。

 今日はタイトルにも書いたけど、囲碁の本因坊戦の5局目の初日が行われました。 午前中はあまり観戦できなかったけど、14時ごろから観戦しました。この対局は打ち込みなどはあったけど、穏やかに分かれることが多かったと思います。 観戦の合間に観戦ツイートしました。  観戦ツイート群 布石はお互い星と小目のスタートでした。この対局は右上に早く三々に入る展開になりました。 白番の井山本因坊はどちらかというと流行系の打ち方ではなく、局面をできる限り複雑にしていく打ち方を好む気がするけど、この対局は大石の攻め合いには行かずに、捨て石を使った軽い捌きを右下と左辺で打ちました。 ニュースメディアでは、白番の井山さんがこの対局も地合いを稼ぎに行っていて、意地を見せているというようなツイートをしていた気がするけど、私が観戦した感覚だと、いつもより軽く捌いて後半勝負に向かう、流行系の白の打ち方に近い打ちまわしをしている印象を受けました。 ツイートでも書いたけど、軽く捌いて黒の模様を小さくする展開にしているので、白が打ちやすい展開を続けている気がしました。 下辺にツケておいた石を下がったのも大きく見えました。 右辺と左辺の形が決まったあと、黒に手番が回って、上辺を決めたあと、下辺に打ち込みました。この手は右下の白石を攻めようという手で厳しいと思います。 次の手は難しい気がしたけど、白は左下の方から打ち込んだ黒石にツケていきました。 このあと黒は長考して、17時ごろに封じ手を書いたようです。 夕方、地合い計算についてツイートしました。その時は地合い細かいけど、少し黒が多いくらいに感じていたと思います。ただ白には増える場所も多いので少なめに数えた気もしていました。上記でも書いているけど、石の調子というか、手の進行の流れとしては白がうまく打っている気がしているけど、地合いとしては細かい気がするので、形勢はまだまだこれからの勝負なのかもしれないです。 明日も時間があれば観戦したいです。囲碁の話題でした。

囲碁の本因坊戦4局目は挑戦者の芝野王座の白番中押し勝ちで終局しました。あと少しソシャゲのFGOのこと書きます。

 囲碁の話題から書いていきます。今日は、本因坊戦4局目の2日目が行われました。 対局再開してからしばらく観戦しました。あと午後も時々観戦しました。 観戦ツイート群   昨日の時点で、白模様の中を動いている黒石の死活問題になると思っていたけど、その通りに死活に関わる攻め合いをずっとしていました。 再開後の攻め合いについては、対局アプリの幽玄の間では白が有利だろうという意見の方が多かった気がします。私も黒が苦しそうとは思ったけど、大石の死活は読み切るのが大変なのでよくわからない状況が続きました。 井山本因坊の方が消費時間が多かったと思うけど、お互いに考慮時間を使って進んでいたので、手の進行は遅かったと思います。 午後に対局再開して、もう少しで終局するかもしれないと思っていたけど、自分では読めないのでわからないので、手が進むのを待とうとして、観戦休憩したあとに終局になっていました。黒の大石は取られたことになったようです。 挑戦者の芝野王座の中押し勝ちで終局となりました。これで芝野王座は星数を3勝1敗にしました。 3勝とも相手の大石を取っての勝ち星なので、芝野王座は読みの調子が好調を維持していますね。井山本因坊が大石を取られることは珍しいけど、井山本因坊がしのぎに行った石が取られることが続いています。井山本因坊の復調にも期待したいですね。まあでも井山本因坊が調子が悪いというよりは芝野王座が好調をキープしていると考えた方が良いかもしれないです。 私はタイトル戦は対局数が多く見れる方が良いと思っているので、星数は並ぶ方が安心するけど、今回の本因坊戦は芝野王座が好調のようなので、次の対局でタイトル獲得になる可能性も高いかもしれないですね。 囲碁の話題を紹介したので、対局者の芝野王座の本を一冊リンク貼っておきます。 私はまだ読んでいない本ですが、芝野棋士の打碁の本だと思います。 タイトル戦の話題に戻ります。これまでの井山本因坊のタイトル戦は相手が調子が良くて星数を先行されている時でも、井山棋士の方が読み比べになると力を出すことが多いので、井山棋士が巻き返してタイトル防衛や獲得したりすることが多かったと思います。ただ今回は読み比べが始まる前の局面で芝野棋士の得意な局面になっていることも多いのかもしれないです。 上記にもすでに書いているけど、今回のタイトル戦は芝野王座の調子が好調を維

囲碁の本因坊戦の4局目の初日が打たれました。(今日はあまり観戦できませんでした。)手数が進んでいるので、記事文章は多めです。

 今日は囲碁の本因坊戦の4局目の初日でした。囲碁の話題から書いて行きます。 今日が4局目の初日だとはなんとなく覚えていたけど、昨日Twitterのタイムラインでの告知をあまり見なかった気がします。(告知はあったと思うけど、私が昨日あまりTwitterを見てなかったと思います。)お昼に対局のことに気づきました。 あとツイートでも書いたけど、お昼に午前の進行を確認したあと、他に作業があって次の観戦は17時ぐらいになりました。これから囲碁の内容のこと書いていきます。 観戦ツイート群  布石は黒の小目から、白の星という布石で、ソフトが強くなる前からよく打たれている布石です。黒が隅のシマリを早く打ったこともあって、最近の流行形とはすこし違う布石でした。ただそのあと、右下隅に早く三々に入る展開になりました。あと左下の変化は黒のかかりに白が手抜いたので、黒が三々に入る展開になりました。 手順が戻った話になるけど、布石のあとの右上の白のかかりの後の変化で上辺の開きを打たない変化になりました。この変化は比較的新しい変化だと思います。挑戦者の芝野王座は小目に高掛した後の変化の研究に詳しいようです。 手順の進行の話題に戻ります。 黒が4隅に入るのは珍しい気がします。地合いについては黒が多い展開になりました。 その後も黒が下辺を動いて形を決めたので、白地があまりない展開になりました。ただ白は下辺と右下と右上に模様があるので中央の厚みが大きくなっています。 この後黒が中央の厚みをどう消すのかが焦点になったと思います。黒は右下で白石を切っていた石を動き出しました。競り合いになって白の壁が中央にもできました。黒はもう少し軽く捌く手もあったかもしれないけど、動き出した石を全部活かす方向で打ち進めています。 その後も黒の大石をめぐる戦いが続きました。白が右辺を開いて、地合いを稼ぐのと攻めを両方考えた手を打った後、黒が長考して、封じ手となったようです。 封じ手の一手に60分かけたそうです。 形勢については死活が絡んでいるので、この死活が読めないとわからないと思います。 黒が4隅をとった後、下辺を動いたあたりは、黒が打ちやすい気もしたけど、白の模様が働きそうな気がするので、もう少し黒は軽く捌きにいく変化もあった気がしました。 ただ現局面でやっている死活で黒が活きることができるなら、地合いは大差で黒がよく

囲碁の本因坊戦3局目は黒番の芝野王座の中押し勝ちで終局しました。

 囲碁の話題を書いて行きます。 今日は囲碁の本因坊戦3局目の2日目でした。ところどころ観戦してツイートしたりしました。 今日の対局は攻め合いが多くて午後は観戦休憩することも多かったです。  観戦ツイート群 封じ手は右下隅に打つ手でした。右下が決まったあと、下辺の白が少し動いて、そのあと右上の形が決まりました。そのあと黒が左上の形を決めたところで、白が下辺の白石をしのぎに行きました。 下辺を動き出すあたりで、お昼になっていたと思います。ツイートでも紹介したけど、午前中が終わったあたりでのソフトの形勢判断は、黒がはっきり優勢となっていたようです。 囲碁をよく見ている方の感覚として、なんとなく黒の厚みが大きいのはソフトに頼らなくてもわかる感じだと思うけど、厚みを活かして勝ちきるのは、相手が模様の中で動いていくのをうまく攻めないといけないので、簡単には勝てないという経験則があります。 ツイートでも書いたけど、幽玄の間の解説の方はお昼頃のコメントとして、まだまだ難解で白もまだまだやれるというような意見をしていたと思います。 お昼休憩の後、白が下辺の白石を捌きに行ったけど、黒は強く攻めて行きました。白も大石全体を活きに行ったので、難解な攻め合いが続きました。 攻め合いになってからのソフトの形勢判断は見ていないけど、黒が良いと判断していることが多かったと思います。 私は白が活きるのは難しいとは思ったけど、難解すぎて手の予想ができない局面が続いたので、観戦休憩を多くしました。取りに行くのは読み抜けがあるとすぐに活きられてしまうので、とても難しいです。(相手が間違えるように難しく活きにいくのもとても難しい読みが入ります。) 18時ごろに大石の右側の形も決まって行きました。右辺の形がだいぶ決まったところで、解説で白にチャンスがないというようなコメントがあったと思います。 その後もう少し進んで白の投了となりました。 白にチャンスがある局面が少ない対局だったと思います。大石をしっかり取り切ったこともあるので、黒の名局と言える気がします。 これで星数は挑戦者の芝野王座の2勝1敗になりました。井山本因坊は読みの強さが強いことでこれまで勝ち星を築いてきたかたです。これまでなら、大石のしのぎを見つけて逆転勝ちすることが多かったと思います。挑戦者の芝野王座の読みの強さがこの対局では印象的でした。 2

今日は、囲碁の本因坊戦3局目の初日でした。 あとソシャゲのFGOのイベントの話題を少し書きます。

 タイトルにも書いたけど、今日は囲碁の話題を紹介します。 今日は囲碁の本因坊戦の3局目でした。時間を見つけて観戦しました。 観戦ツイートも少ししました。  観戦ツイート群 ツイートにも書いたけど、この対局は、三々にすぐには、お互い入らない展開になりました。最近の碁は特に白が足早に展開することが多い気がするけど、この対局は白がじっくり構える展開だったので、ソフトが強くなってからは少し珍しい展開だと思います。 左下の変化は白が丁寧に進めていたけど、黒が途中で手を抜いて右下に手入れをしたので、白が左下で仕掛けて行きました。左下の変化は難しいと思います。両者とも長考が入ったと思います。 左下の変化で白は実利をとれたけど、黒は下辺に厚みができました。 黒の模様で白の実利という展開で、平成の日本の囲碁界ではかなりよくある展開だけど、手を読むのがとても難しい碁形です。このあと白の長考が続いたようです。 白は下辺を動く間に右下隅に打ち込んで行きました。下辺はさらに黒が強くなったと思うけど、黒地だった右下が白が侵入できている形になりました。 下辺の変化については難しいので良くわからないけど、黒の模様が働いた気がするので、なんとなく黒が打ちやすい気がしました。ただ右下の白石が収まっているなら、地合いの差はそこまでは離れていない気がするので、白が黒の模様の中である程度はさばいたとも言えるのかもしれないです。 私は、初日の進行は少し黒がうまく打ちまわした気がしています。ただ形勢としてはまだまだこれからなのかもしれないです。 井山本因坊は難しい形勢の時に、力強い戦いを仕掛けて、逆転して勝つ対局もこれまで多く打ってきているので、終局するまでどうなるかわからないです。 あと私は少し黒がよく見えるけど、実際の形勢についてはよくわかっていない部分が大きいです。 57手目を黒番の芝野王座が封じたようです。 消費時間についてのツイートによると、井山本因坊の方が多く時間を使っているようです。 持ち時間も黒が多いようなので、黒が少し打ちやすい気がするけど、まだまだ勝負所は出てくると思います。明日も時間を見つけて観戦したいと思っています。 芝野棋士の本を一つリンク貼っておきます。 囲碁の話題でした。 ソシャゲのFGOの話題 現在(2021/06/01)去年の水着イベントの復刻イベントが開催中です。 シナリオ