囲碁の本因坊戦の4局目の初日が打たれました。(今日はあまり観戦できませんでした。)手数が進んでいるので、記事文章は多めです。
今日は囲碁の本因坊戦の4局目の初日でした。囲碁の話題から書いて行きます。
今日が4局目の初日だとはなんとなく覚えていたけど、昨日Twitterのタイムラインでの告知をあまり見なかった気がします。(告知はあったと思うけど、私が昨日あまりTwitterを見てなかったと思います。)お昼に対局のことに気づきました。
あとツイートでも書いたけど、お昼に午前の進行を確認したあと、他に作業があって次の観戦は17時ぐらいになりました。これから囲碁の内容のこと書いていきます。
観戦ツイート群 布石は黒の小目から、白の星という布石で、ソフトが強くなる前からよく打たれている布石です。黒が隅のシマリを早く打ったこともあって、最近の流行形とはすこし違う布石でした。ただそのあと、右下隅に早く三々に入る展開になりました。あと左下の変化は黒のかかりに白が手抜いたので、黒が三々に入る展開になりました。
手順が戻った話になるけど、布石のあとの右上の白のかかりの後の変化で上辺の開きを打たない変化になりました。この変化は比較的新しい変化だと思います。挑戦者の芝野王座は小目に高掛した後の変化の研究に詳しいようです。
手順の進行の話題に戻ります。
黒が4隅に入るのは珍しい気がします。地合いについては黒が多い展開になりました。
その後も黒が下辺を動いて形を決めたので、白地があまりない展開になりました。ただ白は下辺と右下と右上に模様があるので中央の厚みが大きくなっています。
この後黒が中央の厚みをどう消すのかが焦点になったと思います。黒は右下で白石を切っていた石を動き出しました。競り合いになって白の壁が中央にもできました。黒はもう少し軽く捌く手もあったかもしれないけど、動き出した石を全部活かす方向で打ち進めています。
その後も黒の大石をめぐる戦いが続きました。白が右辺を開いて、地合いを稼ぐのと攻めを両方考えた手を打った後、黒が長考して、封じ手となったようです。
封じ手の一手に60分かけたそうです。
形勢については死活が絡んでいるので、この死活が読めないとわからないと思います。
黒が4隅をとった後、下辺を動いたあたりは、黒が打ちやすい気もしたけど、白の模様が働きそうな気がするので、もう少し黒は軽く捌きにいく変化もあった気がしました。
ただ現局面でやっている死活で黒が活きることができるなら、地合いは大差で黒がよくなると思います。
2日目の午前中はかなり大きな勝負所になりそうです。
手数に関しては封じ手を含めて83手進んだようです。4隅が決まって、厚みに対する動きだしが進んでいるので、かなり展開が早く感じます。長考もあったので、消費時間は井山本因坊の方が多く使っているようです。
上記にも書いたけど、まとめとして、黒の実利と白の模様の展開になりました。黒が模様の中で動き出しているので、この黒がどうなるかが大きな焦点になりそうです。
囲碁の話題を紹介したので、対局者の芝野王座の本のリンクを一つ貼っておきます。
詰碁の本です。私はまだ読んでいないです。
対局の話に戻るけど、動き出している黒石はまだ眼がないので、危ない気もするけど、井山本因坊は読みの力強さはとても強いので、活きる変化を読んでいると思います。
白地が大きくなりそうな場所が焦点になっているので、封じ手後の進行でかなり大きな勝負所になる気がするけど、もしかしたら地合いが細かくなる変化になって、手数が長くなるかもしれないですね。
今日はあまり観戦できなかったけど、時間があれば明日も観戦するつもりです。
明日の進行も楽しみですね。
囲碁の話題でした。