囲碁の話題 コンピュータに人が勝てなくなった

イ・セドルという、世界タイトルを何度も獲得した人が、今日コンピュータプログラム,alpha go (deep mind というグーグルの子会社が開発)に3連敗目を喫した。コンピュータの勝利がもう決まってしまったがあと2試合開催される。

 囲碁の状況
  伝統的に日本が家元制度があって、強かった。家元制度がなくなった後もプロ制度ができて他国に比べて格段に強い棋士が多かった(外国人で強い人は日本に来てプロになった)

  韓国、中国の台頭
囲碁の普及のために、色んなプロ棋士が囲碁に強くなるための教科書を出すようになって、若くして強い人が増えてきた、国を挙げてプロ制度を作ろうとして、韓国でプロ制度ができて、イ・チャンホさんというプロ棋士が誕生して日本の棋士が国際戦で勝てなくなる時代がきた。中   国も自国の文化発展ということで、プロ制度を作って推奨したので強い棋士がたくさん生まれ   た。

 コンピュータ囲碁
  囲碁をコンピュータで強くするのは難しいとされていて、モンテカルロ法という手法を使ったcrazy
stoneというソフトでもアマ7段くらいの強さで、プロにはコンピュータがハンデをもらわないと勝負にならないと思われていた。
グーグルがディープマインドチャレンジとして公式対局を行うとして、人類代表として韓国の棋士であるイ・セドルさんを選んだ。
選んだ相手がものすごく強い人を選んでいるし、対局場所が棋士の母国である韓国でということもあり、しかも対局が始まる前に非公式で欧州のプロ棋士に勝っていると宣伝をしたので、私はalpha goが全勝してもおかしくないと思って、互角の勝ち星になればいいなとツイッターでツイートなどをしてみたりした。

初戦を見て勝てそうな局面もあったようで、生放送を見ながらグーグルが予定した結果と違うことになるかもと思って、わくわくしていたのだけど、負けている碁をコンピュータがひっくり返してしまった。終盤になればなるほど正確になるようだ。
私はYouTubeの試合会場で英語でマイケル・レドモンドさんという日本棋院所属の棋士が解説しているのを3戦とも視聴した。
日本の棋士が囲碁プレミアムで解説しているのだけど3戦目は特に勝てる隙がほとんどないという言葉がでた。
後の楽しみはイ・セドルさんが1勝できるのかどうかと、柯洁さんという今レーティングでトップの人が挑戦したがっているのをグーグルが受けるかどうかだと思う(コンピュータが勝つと私は思う)

あとディープマインドは参加していないませんが、コンピュータ囲碁のソフトの強さを競う電聖戦という大会が開かれるようだ。

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