囲碁の大和ハウス杯十段戦3局目はコウがいろんな場所でできる熱戦で、終局手数が337手になったようです。
囲碁の話題を紹介します。
2021年4月8日は囲碁の大和ハウス杯十段戦の3局目が打たれました。
お昼頃から時々観戦しました。 観戦ツイート群
布石は黒の両方小目と、白の両方星の形で、AIが強くなる前なら普通の進行だけど、ソフトが強くなった後では少し流行系から外れた進行になったと思います。(ソフトの布石と違う進行で打つ対局も最近増えているかもしれないです。)
白が右上の小目に高掛したあと、黒が飛びではなく桂馬の開きで少し珍しい手を打ったあと、白が上辺に開かずに右辺に打ったので、右上が珍しい進行になりました。そのあと右辺と右下の形が決まって行きました。そのあと左下の形が決まったようです。
お昼頃に私が観戦始めた時に、黒が左辺の開きを打ったところだったと思います。この局面の感想として、黒が打ちやすそうな気がするとツイートしたと思います。
右上は珍しい形だけど、なんとなく黒がやれそうな気がして、他の大場も黒がそれなりに形を決めた感じがしました。
そのあと左下の黒が少し弱いという事で白が攻めていって、左下がコウになりました。この変化は難しいと思います。黒が上辺にコウ材を打ったけど、白が相手をせずに左下のコウを抜いたので、左下は白の立場が強くなりました。(ただ両コウという形で黒にも手段が残る形になっていたようです。)
黒は上辺に連打できたけど、左上が全部黒地だと大きいという事で、白は左上を動いて行きました。
白がしのぎに行ったけど、その戦いの間に上辺の白石が弱くなったりしたようです。
私は左上の白がしのげそうかなと思った時に白が良くなった気がしていたけど、白がよかった局面があったのかわからないです。
このあと左下と、左上と上辺が絡んだコウの戦いになって行きました。両コウという形が2箇所できて、同一手順になる可能性がある場面が出てきました。無勝負になる可能性があったという事で、かなり観戦ユーザーの間で話題になりました。
ただそのあと黒が同一手順を回避して行きました。そのあともいろんな場所でコウの形ができて難しい戦いが続いていました。
そのあとも難しかったけど、白がコウを解消しました。白がコウを続ける手段があったのかはわからないです。白がコウを解消したので、白が地合い良いのかなと思ったけど、幽玄の間ユーザーの方が黒が多いという意見が最初に出てきました。
そのあと細かいという意見もあったので、数えて見て、一回白が多いと思ったけど、数えなおしたら黒が盤面十目以上ある感じでした。
私は、黒がはっきり形勢が良いと判断できたのは、目算でもう一回黒が良いと分かってからだったので、かなり終盤でした。
最後まで打たれて終局となりました。黒の4目半勝ちで終局したようです。
ブログのタイトルにも書いたけど、超手数の対局で内容もよかったと思います。
これで星数は挑戦者の許さんの2勝1敗になったと思います。
私はタイトル戦は最終局までみたいと思っているので、芝野十段の活躍にも期待しています。
上のリンクで芝野さんの本を紹介して見ました。まだ予約発売になっている本でどんな本かわからないけど、芝野さんの本が出るようです。挑戦者の許さんの本はまだ出ていないと思います。
あと本の紹介を探す時に少し気になった本を一つリンク貼っておきます。
ソフトが打ち出した手で、変化次第で、はっきりよくなる図ができる作戦についての本らしいです。変化図が多そうなので少し読んでみたいと思っています。
囲碁の話題でした。