囲碁の話題 本因坊挑戦手合い ２局目 初日が行われた。

今日は、囲碁の本因坊戦の２局目の初日だった。新型コロナウイルス対策として、北九州の予定だった開催場所を東京本院で開催したそうです。昨日Twitterでこのことに関するツイートがあったけど、確かタイトル戦が（本因坊戦がなのかもしれないです。）東京本院で開催されるのは45年ぶりになるとツイートしていたと思います。かなり久しぶりのことなんですね。あとこれまでのタイトル戦はホテルを借りての対局なので平日に行われることが多かったけど、今回は土日の開催になりました。

布石は黒が小目と三々で白が小目と星の出だしでした。ソフトが強くなってから、三々も打たれることは増えたけど、どちらかというと星に打って三々は開けておいて速度を上げていく進行が多い気がします。最近の流行系とは違った布石だったと思う。あとシマリを早めに打っていて、辺に展開するのが早くて、お互い大場を急ぐ感じだったと思います。
右辺が決まったあと、白は右下に手数をかけました。黒は右辺と右上に手をかけました。工夫した進行だったと思う。そのあと黒が左上にシマリ（三々からなので開きになるのかな）を打ったあと、白が右辺から動き出して右上が競り合いになりました。白は黒の勢力の中から動き出せたけど、右上は黒地になったのと、黒は上辺にも打てているのと白は活きるのに手がかかったので右上の戦いは黒が得したようです。ソフトの形勢判断で黒が天元に打ったあたりで、黒が良いと判断が出たようです。私も黒がよく見えました。
白が上辺に手を入れたあと、黒は中央の補強となるように右辺の形を決めました。そのあと左下に仕掛けていきました。左下の仕掛けは隅を黒が取れたのと、白を分断できたのと左辺の詰めを打てたので黒がよく感じているけど、切った石をまとめるのは少し難しいのかもしれないです。
そのあとは黒が切った石から動き出して左下の白を攻め始めて、白が受けたところで、黒が封じ手を打ったようです。今動いている石に関連した場所に打つのが普通だと思うけど、右下に絡んだ下辺が大きいです。あと左辺に詰めた石にもう一手加えると左辺が大きくなりそうです。あと中央もまだ広いと思います。
地合いは黒がコミを２つ分くらい出しているくらいだと思います。形勢は黒が良いと思うけど、まだ広い場所はあるのでまだこれからだと思います。手数の進行は早めだったと思います。封手の局面は中盤の後半戦くらいだと思います。明日も楽しみですね。

あとこの対局はYouTubeで生放送されたようです。私は見てないけど、ソフトの形勢判断が表示されているそうです。あとプロ棋士の解説もあったみたいです。リンクを貼ります。


囲碁の本因坊戦の話題でした。