本の紹介 作家の収支


森 博嗣さんという大学の教授をしながら作家になって、現在は仕事の時間を減らして趣味の活動を楽しんでいる方の作家活動の収入と支出を題材にした本です。
かなり成功した方なので、収入を得る項目が多いです。映画化とか雑誌に寄稿とか書籍の印税の話題もあります、データを考察することが得意な方なので金額についてはっきりとした数字で語っています。支出は作家活動には基本的に何もいらずに制作することができると考えているようで、趣味でほしい物を得るために、その趣味のことを題材にした本を書いたりしたようです。
電子書籍についても記述があって、これからは電子書籍が主力になって売れた本が紙媒体になると考えているそうです。電子書籍のメリットを高く評価しています、私もメリットは場所をとらないということ、紙媒体より安いことはありますが、配信元に依存することになるというデメリットがあると思います。著者は配信元に自身でなれば印税は100%だと考えているそうなのでデメリットはあまり感じていないのかもしれません。
収入については書籍のなかで詳しく書かれているし、作家として活動していく上での心構えになることも書いてあるのでとても参考になりました。
著者についてはブログ更新をしている時代によくブログを読んでいて、小説家としてよりもブロガーとしての印象が私は強く持っていてとてもよいマイルストーンだと思っています。小説の方はあまり読んでいないです、(今度読んだらブログで紹介します)エッセイとして教養になる本を書いているのでよく読んでいてとてもためになると感じています。間を開けて読み返しする本が著者の本にあります、エッセイの方も今度紹介したいと思います。コツコツヒットを重ねていくことができた人の本なので物書きとして活動することを目指している方は読んでみると参考になる本だと思います。本の紹介でした。



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