映画を見た バニラ・スカイ
バニラ・スカイという映画をアマゾンビデオで観た。バニラ・スカイ [DVD]
ネタバレは避けるべきなのですが核心は避けてもテーマへの結論はとてもありきたりなので、これから書く紹介文を読むと観た気持ちになるかもしれないです。
この映画は2001年公開です。今日初めて見ました。現在持っている知識というか他の作品を楽しんで得た感覚を元に、感想を一言で書くと、
ハリウッド製の(ジョンタイターが最後に出てくる)シュタインズゲート1週目です。
テーマに悪夢を見る、酩酊すること(トリップ)があると思います。クラブでunderwoldの曲が流れるのは、(私はcdで聞くだけでしたが)かなり懐かしい感じもあるのですが、あの時はとても熱狂があったと思います。
フラッシュバックとして同じ構図のシーンが繰り返しでてきたり、密室で問い詰められる(マスクして応答する)などミステリーの要素があるのですが、ミステリとして期待すると結論には落胆するのかなというオチです。恋愛話としても付き合った人にひどいことをする(される?された?)のでラブストーリーの要素はあるけどハッピーエンドではないと思います(納得できるという意見もあるかもしれない)権力闘争物として見ると主人公はうまくやったのかなと感じましたがくどい気もします
この作品はいろんな要素があってそれぞれがトリップをイメージできる内容になっていて爽快感よりも悪酔いをお酒なしで楽しむことができる映画です。不思議と後味悪い感じはなかった(とりあえずの解決策は見つかる)です。2時間15分の映画ですが、4時間くらい時間がたったような気がしまた。余韻が残る映画だと思うので時間とれるときに観たほうがよいと思います。
セカイ系の作品は涼宮ハルヒの憂鬱だったりシュタインズゲートだったりわりと最近の題材だと感じています。ゼロから始める異世界生活などもあってこれからもループ物の作品は発表されると思います。バニラ・スカイはサイエンスフィクションの映画でもあるので現在見ても(懐かしい感覚もある)新しいと思いました。
核心の部分はありきたりなのですが内容は濃いので悪酔いを楽しめるなら楽しめる作品だと思いました。2年に1回くらいのペースで見たい感じです、名作だと思います