本の紹介 記憶術

記者をしている作者が記憶力を比べる大会にでてアメリカ大会で優勝するまでを記述した本の紹介です。
記憶術の体験談としてとても良い本だと思います。実践は甘くなくて、つまづきを覚えたり、記憶術に関して誇大広告的な事例も取り上げています。トレーニングを始める前と途中で壁にぶつかることとそれを克服する場面は参考になりました。できていないことを見つけて、修正方法を見つけて練習を繰り返すことが大事のようです。記憶力があることの対極にある健忘症の患者との対談だったり、トレーニング方法を教えてくれる大会で好成績をだした人との生活だったり、359ページの本文があって読み応えあります。初心者から中級者になるまでの軌跡を楽しむことができる本です。記憶術そのもののレシピ本としては記憶力世界一チャンピオンのマル秘記憶術 (GAIA BOOKS) のほうがトレーニング方法が段階的に紹介されているのでおすすめです。当たり前ですがこれらの本を読んでも練習しないと身につきません。練習トレーニングは東北大学加齢医学研究所 川島隆太教授監修 ものすごく脳を鍛える5分間の鬼トレーニング [オンラインコード] がおすすめです。私はまだBランクでまだまだです。記憶術トレーニングとしてその他にも囲碁やチェスなどのボードゲームやルービック・キューブやジャグリング(お手玉)なども効果的だと思います。場所法が記憶術の基本です、思い出す癖をたくさんつくることが(チャンキング)できるようになると覚えきれる量が増えるようです。効果的なトレーニングの一つにデッサンをすることもよいと思います。記憶術の紹介でした。

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