囲碁の棋聖戦4局目は白の中押し勝ちでした。

 囲碁の話題を紹介します。

昨日(2021年2月16日)から囲碁の棋聖戦4局目が行われました。

時々、観戦してツイートしました。 観戦ツイート群
観戦は幽玄の間アプリでしました。解説コメントは無料会員でも読めるコメントのみを思い出して紹介しています。

昨日はあまり観戦できなかったけど、4隅とも簡明な定石にある手を打たれていました。ただ左辺の黒の高い開きは珍しいかもしれないです。あと左下の白石も観音開きという形で、そのままだと三々に手がある形らしいので、簡明な形だけど、その後の打ち方は難しい碁形だったのかもしれないです。
初日は右辺の戦いが午後から続いて、封じ手になりました。私はツイートで、右辺にはもう2箇所くらい打ちたいところがあるから薄い気がすると書いたけど、黒が取っている白石が働いて、右辺の白石は渡っているようです。白の封じ手は左辺に打ち込みでした。

2日目のお昼後に観戦した時に、解説で(午前は左辺の戦いをやっていました。)左辺は白が失敗した感じがするけど、初日は白が良かったので、互角になったかもしれないというようなコメントがありました。
初日が終わった時に私は形勢良い勝負くらいかなと思っていたけど、初日の封じ手の局面はプロの感覚だと白が優勢らしいです。

左辺の戦いはその後中央に移って続いていました。お互い長考があったようです。
黒が白がのぞいている手にツケたのはかなり読みが入った手のようです。ただその後白も1時間くらい長考して、別の石にツケました。この手もかなり読みが入った手だったようです。
白の攻めが繋がっていきました。
その後も白の攻めが続いていて、大石のしのぎが難しい展開だったようです。

黒はその後、下辺をしのいで白がどう打つのか問う手を打ちました。
白は中央に切りを打ちました。解説者は気づかない手だったようです。もっと厳しい手があったかもしれないというコメントをしていたと思います。
この中央の切りはうまく働いたかもしれないです。中央に白地がつきやすくなりました。
この後いろんな攻防があったけど、地合いは白が良いことが多かった気がします。
左辺の黒が右下に渡ったところで大ヨセになっていきました。
黒は頑張る手を打って白が厚く打っていたので、地合いの差は縮まったけど、それでも白が多い感じだと思います。
ただ黒は地合いが足りないと判断して、中央を動き出しました。
この動き出しは手にするのが難しいかったみたいです。正確に打てば黒に手がないのかもしれないけど、複雑な仕掛けをしていて対応が難しい手を続けていました。
中央の戦いは上辺に絡んでいって、間違えれば逆転だったみたいだけど、白がしっかり対応して白の中押し勝ちになったようです。

この対局は白が右辺にできた厚みを使って左辺で攻めを続けることができて、形勢をよくしていったと思います。形勢は白が良い局面が多かったと思います。ただ黒も難しい手で逆転を狙って行ったので、終局は遅くなりました。

優勢の碁を勝ち切ったので、白の名局だと思います。

(ちょっとAmazonリンク貼ります)井山棋聖の本を一冊リンク貼っておきます。私は未読だけど、名人戦の本らしいです。



これで星数は井山棋聖からみて、3勝1敗になりました。(ツイートで4勝と書いたけど間違いです。)
これで挑戦者の河野九段も1勝できて、とりあえずはストレートで終わらなかったので良かったと思います。
ただTwitterでもツイートしたけど、星数は棋聖がはっきり有利です。次の対局で終わってしまうかもしれないです。
これもツイートしたけど、私はタイトル戦は最終局まで見たいのでもう少し河野さんの勝ち星も見たい気がするけど、勝負事は終わるまでわからないので、次の対局も面白い棋譜が見れる
のを楽しみにしています。

囲碁の話題でした。

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